(とれたて!この3冊)千街晶之・池澤春菜

有料記事とれたて!この3冊

 ■<ミステリー>巧妙な作中作、じっくりと ミステリー評論家・千街晶之

 二年前、イギリスの作家アンソニー・ホロヴィッツの作中作ミステリー『カササギ殺人事件』(創元推理文庫)が邦訳され、大きな話題を呼んだのは記憶に新しい。今年刊行されたミステリーも国内・海外を問わず、作中作が出てくるものが目立った…

この記事は有料記事です。残り2464文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

連載とれたて!この3冊

この連載の一覧を見る