(戦後75年)母が見た地獄、平和を願う舞に

有料記事

[PR]

 「年齢が90歳を超えたから」。野西鈴江さんは5年前、全国の被爆者を対象に朝日新聞が実施したアンケートで、被爆体験を伝え始めた理由をこう記した。

 1945年、広島。自宅にいて、「天井がひっくり返った」と思った。耳に刺さっていた五寸釘を自力で抜き、がれきで真っ暗な中をはいつくばって外に出た。辺りは火…

この記事は有料記事です。残り1047文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら