(声)広島原爆の日 爆風と黒い雨から私を守った母

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 主婦 小出陽子(千葉県 79)

 その日の朝も、いつもの生活が始まっていました。爆心地から2キロの自宅の裏庭で被爆。4歳でした。

 母と私がいたのは自宅の陰で、原爆の閃光(せんこう)が遮られる場所でした。爆風で飛んできたトタンが塀に斜めに掛かったので、母は私を抱えて、その中に入りました。瓦など飛来…

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