(評・映画)「リトル・ジョー」 新種の植物、本当に怖いのは

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 体温を感じさせない無機質な画面や、伊藤貞司の神経に障る邦楽のインパクト。ジェシカ・ハウスナー監督の演出に漂う冷ややかさは、現代的な他者や社会への負の感情が根本にある。サイエンススリラーとして恐ろしげだが、本当に怖いのは、世の女性が口を閉ざしてきた気まずい本音の部分だ。「恋愛はいずれ冷めるし、子ども…

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