(大竹しのぶ まあいいか:273)18歳の頃のように

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 学生時代の友人Y子から、久しぶりの電話。昨年の秋、夫を亡くし、コロナの影響で仕事も無くなっていないかなと、私は彼女の誕生日にプレゼントを送っていた。「ありがとう」。久しぶりに聴く彼女の声は心なしか元気がなかった。

 私たちが出会ったのは、18歳の大学1年生の時。演劇を志し、京都から出てきた明るく頼…

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連載大竹しのぶ まあいいか

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