折々のことば:1872 鷲田清一

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 そつくりこのままこの海をごくんと飲めるなら

 (管啓次郎)

     ◇

 俳句のような一行詩。頭の音が「あ」から「わ」まで50音順に6周連なる、詩人・比較文学研究者の詩集『狂狗集』から。塩水はいのちの元基(エレメント)。人はそれに満たされ、育まれてきた。海は眺めるものではなく浸るもの? そういえ…

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