(天声人語)絶滅危惧の味

有料記事天声人語

[PR]

 暑気払いに秋の話を一つ。作家の三浦哲郎(てつお)が、秋の里山に友人と分け入り、マツタケを採ったときのことを書いている。ビールの肴(さかな)にするべく、すぐにたき火で丸焼きにし、指でむしって食べたというから豪勢だ▼夕方、帰りの汽車に乗ると、どこからともなくマツタケの香りがする。手はよく洗ったし、不思…

この記事は有料記事です。残り471文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載天声人語

この連載の一覧を見る