(天声人語)金の光は阿弥陀ほど

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 いまから30年ほど前、故金丸信氏は権勢の頂点にあった。最大派閥「経世会」を率い、国政選挙が近づけば、事務所には献金が続々と届く。大金庫が満杯になると、札束は紙袋に入れて無造作に置かれていたという▼脱税の罪に問われた金丸氏らの公判を法廷で取材し、衆参の選挙がいかに金まみれかを垣間見た。積み上がる現ナ…

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