違うところを感心するってことがなきゃ、人生なんてつまんないんじゃないですか。

　（羽仁進）

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　１９５５年にドキュメンタリー映画「教室の子供たち」を撮った映画監督は、製作時をふり返りこう語る。子供だけでなくたとえばリスがそう。リスは樹（き）をどんどん登る。それは「僕」にはとてもできないこ…