(地下鉄サリン事件25年:中)苦しみ、区切りはない

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 オウム真理教が東京の地下鉄車内でまいた猛毒サリンは、25年たっても被害者を苦しめ続ける。

 2月中旬、都内に住む野坂秀幸さん(61)は、聖路加国際病院(東京都中央区)を訪れた。事件が起きた1995年3月20日、この病院で治療を受けた約640人の一人だ。今も月に1回の通院を続ける。視界のぼやけ、足の…

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