(著者に会いたい)『いのちを刻む 鉛筆画の鬼才、木下晋自伝』 木下晋さん

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 ■うそみたいな人生を生きて 画家・木下晋さん(72)

 白と黒だけの世界。

 盲目の芸能者・瞽女(ごぜ)やハンセン病の元患者の顔を、10Bから10Hまでの鉛筆を使い、静寂かつ克明、濃密に大画面に描き出す。線を重ねるというより、面に分割するような表現が、国際展などで評価されている。

 この自伝に登場…

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