(文化の扉)米朝、上方落語の救世主 易しく深い話芸、研究した極意を書いて残す

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 戦後の上方落語再興の立役者で関西弁の落語を全国区にした桂米朝が89歳で亡くなって3月19日で5年。節目の春に大規模な落語会が大阪で計画されている。東西の噺家(はなしか)でただ一人、文化勲章を受章した米朝とはいかなる存在だったのか。

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 「緊迫性がサゲによって一ぺんにゆるめられる――緊張がほぐれた『…

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