(天声人語)森のイスキア

有料記事天声人語

[PR]

 心が洗われるような書物に出会うと、いつか著者を取材してみたいと思う。実現することもあるが、訃報(ふほう)を目にして悔やむことも多い。4年前、94歳で亡くなった青森県弘前市の佐藤初女(はつめ)さんもそう。発した言葉の深みにひかれた▼「人間関係で行き詰まったときは心を騒がせず休ませます。煮物と一緒。時…

この記事は有料記事です。残り486文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

連載天声人語

この連載の一覧を見る