(ひととき)通知表に父の思い

有料記事ひととき

[PR]

 父が年末に亡くなった。20年前に兄嫁の墓を建てた時にお世話になった石材店にお願いしようと、実家で領収書を探していると、A4の茶封筒が3通出てきた。

 この中に目的の領収書があるかと開けてみれば、兄や私の通知表の束。黄色く変色した表紙に、懐かしい先生の名前があった。思わず中を読むと、「机の中が少々乱…

この記事は有料記事です。残り321文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

連載ひととき

この連載の一覧を見る