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　昭和初期に放浪しながら東京を描いた画家長谷川利行（１８９１～１９４０）のものと思われるスケッチブックが都内で発見された。奔放な筆遣いと生き様から「日本のゴッホ」とも呼ばれる利行のスケッチはまとまった形では残っていないとされ、創作の過程を探る貴重な一冊となりそうだ。

　■詩やメモ？も

　利行は激し…