(あなたへ 阪神大震災25年)息子の腕時計、守ってくれる

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 「勉強だけして、目標達成して、あっという間だった。挫折とか、恋愛とか、少しくらい経験してほしかった」

 1995年の1月が終わる頃、津市の藤原宏美さん(79)、美佐子さん(75)宅にいくつかの段ボール箱が届いた。阪神・淡路大震災で、下宿の下敷きになり亡くなった長男の信宏さん(当時22)の遺品を、友…

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連載あなたへ 阪神大震災25年

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