折々のことば:1655 鷲田清一

有料記事折々のことば

[PR]

 どんな歴史でも、あとから、あとから押してくる現実に、追いたてられるようにしてすぎていくものらしい。

 (金子光晴)

     ◇

 日々のよしなしごとを文章にする時も同じ。書いたすぐ後から、「あんなことも書きたかった、こんなこともあった」との思いが押し寄せてきて何とも始末が悪いと、詩人は言う。よほ…

この記事は有料記事です。残り75文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

連載折々のことば

この連載の一覧を見る