(評・舞台)新国立劇場「ドン・パスクワーレ」 愛おしさ感じる、丁寧な歌唱

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 恋の邪魔者を懲らしめたいと思うのは世の常。くすっと笑わせて庶民感覚を満たしつつ、人間の奥深さを照らすドニゼッティの「ドン・パスクワーレ」。再演を重ねてきたステファノ・ヴィツィオーリの演出は19世紀ローマのブルジョアの暮らしを伝えるもの。小気味よくて気品がある。演奏はC・ロヴァーリス指揮の東京フィル…

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