「極端な悲観」から買い戻しか 東証、史上4番目の上昇幅 今後は?

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伊沢健司 ニューヨーク=杉山歩

 8日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反発し、前日より1876円00銭(6.03%)高い3万3012円58銭で取引を終えた。上昇幅は史上4番目の大きさとなった。

 7日の米国株式市場で主要指数が小幅な下落にとどまり、トランプ関税への不安がやや後退。日経平均は前日までの3営業日で計4500円超も値を下げた割安感も意識され、買い戻す動きが出た。

 日経平均は取引開始から買いが先行し、上げ幅は2120円に達する場面もあった。東証株価指数(TOPIX)の主要33業種は全て上昇した。東京外国為替市場で円安ドル高が進んだことも、株価を支えた。一時1ドル=148円台をつけ、前日夕より2円超も円安に振れた。

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