岩手大船渡の山林火災 「消せなかった」火の勢いはどう広がったのか
小泉浩樹 東野真和
岩手県大船渡市の山林火災の発生から26日で1カ月になる。焼失面積は約2900ヘクタールで、男性1人が死亡し、210棟の建物が被害を受けた。近年まれに見る規模の山林火災は、どう発生し、広がっていったのか。目撃者の証言や識者への取材から探った。
市などによると、火災の発生が覚知されたのは26日午後1時2分。赤崎町合足地区の合足漁港付近にいた人からの通報だった。
現場は県道9号脇の杉林で、県交通によると、当時、三陸町綾里に向かって走っていた路線バスのドライブレコーダーには赤く燃える炎が映っている。
近くにいた人たちでバケツリ…
【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
岩手県大船渡市の山林火災
岩手県大船渡市で発生した山林火災の関連ニュースをまとめてお伝えします。[もっと見る]