「仕事が雑」試用期間中に解雇、新入社員が会社を訴えた 司法判断は
米田優人
ミスなどを理由に解雇された試用期間中の新入社員の女性が、解雇は無効だとして会社を訴えた。社員としての地位の確認や賃金の支払いを求めた裁判の結末は――。
企業は試用期間をへて、従業員の能力や適性を判断して本採用するかを決める。期間は3~6カ月とすることが多い。
裁判で原告となった社員は2022年4月、東京都内のシステム開発会社に入社した。試用期間は「入社日から3カ月」とされた。
「メールを誤送信」
会社側は4月下旬、外部研修…
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