自民党と国民民主党は31日、幹事長会談を開き、石破茂首相が策定を指示した総合経済対策の裏付けとなる今年度補正予算案の編成など3項目について、公明党も交えて協議を進める方針を決めた。政権運営の柱となる予算編成や税制改正での連携を合意したことで、自公の連立与党に国民民主を加えた3党による事実上の「部分連合」の枠組みが形成されることが固まった。
同日、自民の森山裕、国民民主の榛葉賀津也両幹事長らが国会内で会談した。会談では①今年度補正予算案の編成②年末に向けた税制改正③新年度当初予算案の編成――の3項目について、両党幹部で協議を進める方針を決定。首相を選出する11日召集予定の特別国会に先立ち、10日にも首相と国民民主の玉木雄一郎代表による党首会談を開く方針も確認した。会談後、森山氏は記者団に「政調や税調の協議は公明党にも出席頂き、(自公国の)3党でやることになる」と語った。
会談では、首相指名選挙に関…
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