模型運転できる鉄道カフェ、高松に開店 瀬戸大橋も再現
【香川】鉄道模型(Nゲージ)の運転を楽しめるジオラマを備えた鉄道カフェ「うどんCafe×TRAIN」が高松市にオープンし、家族連れや鉄道ファンの静かな人気を呼んでいる。
四国のイラストレーターや写真家らの若手クリエーター集団「応援企画室」が今年1月、同市塩屋町に開店した。約60平方メートル、10席の店内に手作りのジオラマを設置。瀬戸大橋や予讃線津島ノ宮駅付近など、四国を象徴する鉄道風景を再現し、特急「南風」などの2700系ディーゼル車や寝台特急「サンライズ瀬戸」などを走らせている。運転台を2基備え、鉄道模型の持ち込み運転(有料)もできる。
店内には、引退したJR四国の2000系特急形ディーゼル車のグリーン車の座席も置かれている。揚げたレンコンで機関車の動輪をデザインした「黒鉄(くろがね)カレー」をはじめ、カレーやパスタなどを提供する。メインメニューのライスや麺をうどん麺に変えることもできる。
山手線電車などの模型を持参し、友人と2人で訪れた高松第一中2年、岡川拓馬さん(13)は「本格的なジオラマで運転できるのはいい感じ」と話していた。
「応援企画室」のスタッフで、店を任されている男性(27)は「このカフェをきっかけに観光客が四国に来る理由を作りたい」と語る。
開店日は毎月、10日間前後。事前に同店(070・8536・1117)のホームページ(https://cheer-kikaku.com/)を確認して来店するよう呼びかけている。営業時間は午前10時半から午後7時半。
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