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LINEヤフーの資本見直し当面断念 韓国・ネイバーの出資継続へ

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奈良部健
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 LINEアプリの利用者情報の流出問題をめぐり、LINEヤフーの資本関係の早期見直しを、大株主のソフトバンクが断念したことが16日わかった。総務省が求めていたが、韓国国内の世論の反発をうけて、韓国IT大手ネイバーと折半での出資を当面継続する。

 ソフトバンク関係者が明らかにした。総務省の行政指導に対し、韓国の野党の一部やネイバーの労働組合が反発。ネイバーとの協議を続けてきたが、「今は動けない」(関係者)という。

 一方で、将来的にはLINEヤフーを「国産のプラットフォーム」にしていくため、株の買い増しを中長期で目指していく方針は変わらないとした。

 LINEヤフーは1日、再発…

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    箱田哲也
    (朝日新聞記者=朝鮮半島担当)
    2024年7月17日13時4分 投稿
    【視点】

     試行錯誤が続く経済安全保障の領域とはいえ、軸の定まらない政策は、後味の悪い痕跡を残す。  日本と韓国の外交懸案にも発展しかねなかったこの問題は、当初から総務省のちぐはぐな対応が目立った。  ネイバーへの業務委託を終える具体的な計画を立てた

    …続きを読む