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　9日午前10時ごろ、千葉県市原市青柳北1丁目の交差点で、右折しようとしていた軽乗用車が横断歩道を歩いていた保育園児の列に衝突した。市原署によると、2～3歳の男児3人と女児（3）、保育士の20代男女2人が市内の病院に搬送された。男児（3）が重傷で、残り5人は軽傷。全員意識はあり、命に別条はないという。

　被害に遭った園児が通う保育園によると、普段から2歳児クラスが10分程度の散歩をしており、9日も園児たちが散歩用のロープを握って歩いていたという。

　署は軽乗用車を運転していた市原市出津の無職田中喜代子容疑者（74）を自動車運転死傷処罰法違反（過失運転致傷）の疑いで現行犯逮捕した。「歩行者に気がついて急いでブレーキを踏んだが、間に合わなかった」と容疑を認めているという。

　当時は園児8人と保育士ら3人が歩いていた。現場は信号機のある交差点で、JR五井駅から西に直線距離で2・4キロ…