344億円の万博リングに未来はあるか 「遺産」として残す議論も

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諏訪和仁 野平悠一 西村宏治
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 6月17日で開幕まで300日となる大阪・関西万博。その会場のシンボル、大屋根リングを閉幕後も残せないか、関係者が検討を進めている。344億円という建設費もあって、すぐに壊すのは「もったいない」などといった声が出ているからだ。ところが、リングはもともと来年4月から184日間の会期中しか使わない想定の「仮設建築物」。残すとなると簡単にはいかない事情もある。

 「全部残そうとすれば、つくるのと同じぐらいお金がいる。さすがにそれはしないだろうと思っているが……」

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この記事を書いた人
西村宏治
経済部|関西経済
専門・関心分野
経済、ビジネス、国際関係
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