平和記念式典「イスラエル招待撤回を」 広島県被団協が市に申し入れ
柳川迅
広島県原爆被害者団体協議会(箕牧智之理事長)は10日、広島市が8月6日の平和記念式典に、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルを呼ぶべきではないとして、招待の撤回を市に申し入れた。
申入書では、イスラエルの攻撃で1万5千人以上の子どもが亡くなったとの報道に触れた。「式典にあらゆる国を招待すべきと考えます」とした上で、ロシア、ベラルーシを招待しないのであれば、イスラエルは呼ぶべきでないとした。
市は式典にロシアと同盟国ベラルーシを招待しない一方、イスラエルには5月29日、「一刻も早く停戦し、対話により問題解決することを願っている」などとする招待状を送っている。
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