上皇后美智子さまがコロナ感染、軽症 宮内庁発表

中田絢子

 宮内庁の黒田武一郎次長は3日の定例記者会見で、上皇后美智子さま(89)が新型コロナウイルスに感染していることが確認された、と発表した。せきと、のどの違和感のほかは特段の症状がなく、極めて軽症という。上皇さまはPCR検査の結果、陰性だった。

 黒田次長によると、美智子さまは2日未明からせきの症状が出て、3日午前に新型コロナのPCR検査を受け、陽性と判明した。ごく軽症のため、住まいの仙洞御所(東京・元赤坂)で療養するという。美智子さまの結果を受け、上皇さまも正午過ぎにPCR検査を受けたが、陰性が確認された。

 美智子さまが新型コロナに感染したのは初めて。ご夫妻は5月28日に栃木県日光市を私的に訪れ、31日に帰京した。

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この記事を書いた人
中田絢子
東京社会部|宮内庁担当キャップ
専門・関心分野
皇室、憲法、平和、政治、運輸