子どもの本、手にとって選んで 東京・杉並で児童図書の展示会
塩入彩
学校や公共の図書館の充実につなげてもらおうと、東京都杉並区のセシオン杉並で21、22日、児童図書の展示会が開かれた。新刊を含め、約200の出版社の約1万2千冊の図書が集合。参加者は実際に本を手に取り、出版社の説明に耳を傾けながら、本を選んでいた。
都書店商業組合中野杉並支部の主催。こうした展示会は毎年各地で開かれるが、今回は学校や図書館の関係者だけではなく、子どもと本に関心ある人であれば誰でも参加できるようにした。
会場では、本の販売はない。参加者が、気に入った本のバーコードをスマートフォンで読み取り、それぞれの選書リストをつくるという仕組みだ。
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