埼玉はダサくない? 大宮「住みたい街」初の2位 若者に人気の理由
住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」を運営するリクルートが発表した2024年の「住みたい街ランキング 首都圏版」で、大宮が過去最高の2位になった。いったい、なにが支持されたのか。
調査は20~40歳代の男女を対象に実施。大宮は22、23年は3位だったが、今回は東京で人気の街・吉祥寺を抜いて初めて2位になった。
リクルートによると、大宮は20代、30代と子どものいない夫婦からの人気が高かったという。スーモの池本洋一編集長は「タイパ(時間対効果)」と「コスパ(費用対効果)」というキーワードを挙げ、「若者が重視するこうした価値観からみても、魅力的な街になったということだろう」と話す。
大宮駅は「東日本の玄関口」と言われ、利便性の高さが魅力だった。東京や新宿まで約30分、新幹線も含めて12路線が乗り入れている。
大宮駅から2キロ圏内にはそごう大宮店、大宮高島屋、大宮マルイ、大宮アルシェ、ルミネ大宮などの大型商業施設があり、さいたま新都心駅近くのコクーンシティを含めると、総店舗数が1千店舗を超えるという。「東京に行かずとも、大宮で買い物や娯楽を十分に楽しむことができる環境。さらに東京に比べると物件価格も安く満足度が高い」(池本さん)。
大宮に投票した約7割が埼玉県民
ここに街自体の魅力が加わってきた。
大宮と言えば、昔は「南銀(…
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