パナソニックHD最高益、純利益4439億円 米の補助金が押し上げ

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渡辺七海
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 パナソニックホールディングス(HD)が9日発表した2024年3月期決算(国際会計基準)は、純利益が前年比67.2%増の4439億円で過去最高だった。米国の電気自動車(EV)向け車載電池の生産・販売に対する米政府の補助金が、純利益を1118億円増加させた。

 子会社のパナソニック液晶ディスプレイの解散で負担が減ったことなども、純利益を増やした。ただ、補助金と解散がなければ、減益だったという。梅田博和・最高財務責任者(CFO)は会見で、決算について「重く受け止めている」と話した。

 売上高は同1・4%増の8兆…

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