アルバイトからマネジャーに 首謀の男、自ら飲食店経営 栃木2遺体

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平川仁 長妻昭明
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 栃木県那須町の河川敷で4月16日、会社役員の宝島龍太郎さん(55)、妻の幸子さん(56)夫妻の焼損した遺体が見つかった事件で、警視庁と栃木県警の合同捜査本部は6日、会社役員の関根誠端容疑者(32)を死体損壊容疑で逮捕した。

 捜査関係者によると、関根容疑者は宝島さん夫妻の娘の内縁の夫。娘は宝島さんが代表取締役を務める飲食店運営会社の元役員で、自身も飲食事業などを展開する法人を昨年9月に設立し、関根容疑者も取締役に就いていた。関根容疑者はさらに自らも飲食関連の法人を経営していた。

 捜査本部や関係者によると、関根容疑者は夫妻が東京・上野で展開していた複数の飲食店のうち、少なくとも3~4店舗で「マネジャー」として管理を任されていた。もともとは夫妻が経営する飲食店でアルバイトとして働き始め、その後、夫妻の娘と内縁関係になったという。

自ら接客、複数の高級外車

 ある従業員によると、自ら接…

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