「ストライクウィッチーズ」の内部資料を複製容疑 男性4人書類送検

福冨旅史
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 人気アニメ「ストライクウィッチ―ズ」の登場人物などに関する内部資料を複製したとして、警視庁は17日、元大学生ら25~28歳の男性4人を著作権法違反容疑で書類送検し、発表した。

 麴町署によると、4人は共謀して2019年10月~20年6月、東京都豊島区内のレンタルオフィスで、KADOKAWAなど4社が著作権を持つアニメ制作関連資料をプリンターで印刷して計472枚を複製し、著作権を侵害した疑いがある。1人は「古い制作関連資料を加工し、新しい商品を生み出し、創作販売していた」と容疑を否認し、他の3人は認めているという。

 複製品はアニメ「ストライクウィッチ―ズ」の登場人物や背景デザインなどの情報が載った内部資料で、男性らはネットオークションで販売していたという。同社が21年12月に告訴していた。

 4人は当時、都内の私立大学生などで、内部資料を何らかの方法で入手し、注文を受けてから印刷し、梱包(こんぽう)して発送していたという。

 警視庁は、4人が16~21年ごろ、今回の容疑も含め、のべ2179人に複製品を販売し、計約1千万円を売り上げたとみて調べている。(福冨旅史)

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