北大阪急行が箕面方面に延伸 大阪都心まで乗り換えなしでアクセス可

瀬戸口和秀
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 北大阪急行電鉄(北急、本社・大阪府豊中市)は23日、箕面市に駅を新設し、終点だった豊中市の千里中央駅から北へ約2・5キロ延伸した。一番列車の出発式があり、延伸区間での運行が始まった。

 北急は地下鉄の大阪メトロ御堂筋線に直接乗り入れており、箕面市から新大阪や梅田、なんばといった大阪都心に乗り換えなしで行けるようになった。

 新駅は箕面萱野駅と箕面船場阪大前駅の二つ。箕面萱野駅で午前4時半から出発式があった。北急の内芝伸一社長が「多くの人の思いを乗せて走り出す、今まさに出発進行の時を迎えた」などとあいさつ。テープカットのあと、田中裕介駅長の「出発進行」のかけ声で午前5時20分ごろ、約1500人の乗客を乗せた、なかもず行きの一番列車が出発した。

 延伸の総事業費は874億円で箕面市、国、大阪府、北急が負担する。(瀬戸口和秀)

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