20年前を思い出すマルハラ議論 源氏物語にはなかった句読点の歴史
加藤勇介
「○○しておいて!」だと期待をかけられていると感じるけれど、「○○しておいて。」だと冷たく突き放されているように感じる――LINEなどのチャットツールの文面で、文末の句点には圧力があるとする「マルハラスメント」という言葉が若い世代の間で生まれている。当たり前のように使われた句読点がなぜ変容したのか、識者に聞いた。
「20年以上前の携帯電話でのメールでも同じような議論があった」と話すのは、句読点や符号を研究する筑波大の岩崎拓也助教だ。
当時、携帯メールでは句読点代わりに様々な絵文字や記号が使用され、絵文字がないメールは「愛想がない」と敬遠されもした。絵文字や改行を多用したケータイ小説が人気を博す一方で、日本語の乱れを嘆く声も聞かれた。
そして現在、絵文字や記号の…
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