長良川鉄道 「キハ48系」再現した昭和レトロな新車両導入 3月に

池田孝昭
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 長良川鉄道(本社・岐阜県関市)は3月、旧国鉄時代に越美南線を走っていた「キハ48系」の外観を再現した新型車両を導入する。柿色の車両にちなみ、愛称は「パーシモン美濃里号」。内装もキハ48系に近づけるという。

 現車両の老朽化に伴う更新。鉄道ファンらからの要望を受け、1986年の国鉄の最終運行日まで使われていたキハ48系の復刻を試みることになった。

 全長17・9メートル、ベンチ式座席で定員は116人。車いすスペースを2カ所に設けた。3月下旬に出発式を開く。食品サンプルで作った柿を車内に飾ったり、柿を使ったお弁当を開発したりといった企画も予定しているという。(池田孝昭)

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