首相就任を祝う会、報告書に記載なし 識者「違法ではないが脱法的」
松井望美
立憲民主党の大西健介氏は29日の衆院予算委員会で、岸田文雄首相の地元・広島で開かれた首相就任祝賀会が、政治資金収支報告書に記載されていないと指摘した。首相は「主催者は任意団体」として問題ないとの認識を示したが、政治資金に詳しい専門家は「脱法的」と指摘している。
大西氏が取り上げたのは、2022年6月に広島市のホテルで開かれた「内閣総理大臣就任を祝う会」。会費1万円で約1100人が出席した。会の発起人は地元政財界の重鎮だが、連絡先は岸田事務所だったという。大西氏は、報告書には政治資金パーティーとしての記載がなく、3カ月後に、岸田氏が代表を務める政治団体に、同会から約320万円が寄付されていると指摘した。
大西氏は「実態は岸田事務所、あるいは後援会の政治資金パーティーだったのではないか」と追及。そのうえで、収入が1千万円を超えると見込まれる場合は、届け出をしなければならないとただした。
これに対し、首相は「私の事…