博多―熊本間の早割価格を変動制に 新幹線で初 JR九州が実証実験
江口悟
JR九州は25日、九州新幹線博多―熊本間で、インターネット限定の割引切符「九州ネット早特7」に価格変動制を採用する実証実験を行うと発表した。現行は片道・指定席で大人3800円だが、乗る列車によって3400~4200円の幅で変わるようにする。
実験期間は3月1日~6月30日の乗車分。早特7は乗車の1カ月前~7日前にネット予約できる。子どもは現行で1900円の価格が1700~2100円になる。通常の切符は大人が5230円、子どもが2610円だ。
乗車日や時間帯、速さが違う列車の種類(みずほ、さくら、つばめ)に応じて柔軟に価格を変えることで利用の平準化を図る狙いがあり、JR九州は実験結果を踏まえて正式に導入するか検討する。新幹線での価格変動制の採用は全国初の試みになるという。
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