予土線の利用促進へフリー切符発売 JR四国、約10年ぶり
福家司
JR四国は愛媛、高知両県を結ぶ予土線の利用促進に向け、窪川―宇和島間の普通列車に2日間乗り放題の「しまんとグリーンラインフリーきっぷ」を約10年ぶりに発売する。両県の自治体などでつくる予土線利用促進対策協議会が同線の活性化につながるきっぷの発売を要請していた。
フリーきっぷはJR予土線北宇和島―若井間、予讃線宇和島―北宇和島間、土佐くろしお鉄道窪川―若井間合わせて「しまんとグリーンライン」の愛称で呼ばれる区間が利用できる。価格は大人2300円、子ども1150円。窪川―宇和島間の運賃は通常で大人片道2040円。
2月1日からJR四国の駅のみどりの窓口かワープ支店で販売し、チケットアプリ「しこくスマートえきちゃん(スマえき)」でも購入できる。利用は3月1日から10月1日まで。スマえきでの子どもの切符の購入は、同一端末で大人の切符と同時に購入する場合に限られる。
JR四国は2014年にも台紙付きの記念乗車券タイプの同名のフリー切符を発売していた。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【春トク】締め切り迫る!記事が読み放題!スタンダードコース2カ月間月額100円!詳しくはこちら