JAL「管制の着陸許可を復唱」 客室乗務員はメガホンで避難誘導
東京都大田区の羽田空港の滑走路で日本航空(JAL)の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突、炎上した事故について、JALは3日未明、JAL機に対する管制からの着陸許可を認識し、着陸操作を実施したと発表した。衝突後、客室乗務員がメガホンや肉声で避難を誘導した状況も明らかにした。
JALの運航乗務員への聞き取りによると、乗務員は衝突前、管制からの着陸許可を認識。復唱した後、滑走路に進入・着陸操作を実施したという。
また、脱出時、機内のアナウンスシステムが作動せず、客室乗務員がメガホンと肉声で誘導した。安全に脱出できる出口を客室乗務員が判断し、3カ所の非常脱出口から乗客乗員全379人が脱出したという。
羽田空港の衝突事故は2日夕、着陸しようとしたJAL機と滑走路上にいた海保機が衝突し、双方が炎上。海保機の5人が死亡した。海保機は能登半島地震の救援のため、新潟航空基地に向かおうとしていた。
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- 【視点】
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