自民党の「清和政策研究会」(安倍派)の政治資金パーティーをめぐる問題で、事実上の更迭となる松野博一官房長官の後任について、岸田文雄首相が首相側近を通じて浜田靖一前防衛相(無派閥)に就任を打診したが、浜田氏は固辞した。複数の政権幹部が明らかにした。
浜田氏へは12日に打診があったという。首相側近から首相の意向として「官房長官をお願いしたい」と伝えられ、浜田氏は「自分にはできない」などと応じたとされる。首相は裏金問題で派閥への批判が高まっていることを考慮し、官房長官の後任は無派閥から起用したい考えだった。
首相は、組織的に裏金を作っ…
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