自民党の「清和政策研究会」(安倍派)の政治資金パーティーをめぐる問題で、事実上の更迭となる松野博一官房長官の後任について、岸田文雄首相が首相側近を通じて浜田靖一前防衛相(無派閥)に就任を打診したが、浜田氏は固辞した。複数の政権幹部が明らかにした。

 浜田氏へは12日に打診があったという。首相側近から首相の意向として「官房長官をお願いしたい」と伝えられ、浜田氏は「自分にはできない」などと応じたとされる。首相は裏金問題で派閥への批判が高まっていることを考慮し、官房長官の後任は無派閥から起用したい考えだった。

 首相は、組織的に裏金を作って…

この記事は有料記事です。残り291文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料記事です。残り291文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料記事です。残り291文字有料会員になると続きをお読みいただけます。