上高地線、新車両にもラッピング 新「なぎさトレイン」実現へCF
長野県松本市のアルピコ交通は、上高地線(松本駅―新島々駅間14・4キロ)に導入する新型車両「20100形」1編成に同線のイメージキャラクター「渕東(えんどう)なぎさ」のラッピングを施す。24日午後7時から来年1月14日まで、クラウドファンディングでラッピングに必要な費用400万円を受け付ける。
同線では現在、旧型車両の「3000形」1編成に渕東なぎさのラッピングが施され、2013年3月から運行している。ところが製造から50年以上を経過した車両のため老朽化が激しく、近く廃車される見込みだ。そこで新型車両にラッピングを施して、新たに「2代目なぎさTRAIN」として運行していく。
寄付は1口5千円からで、返礼品は鉄道ファンにとって垂涎(すいぜん)の品が多い。
1万円を寄付すると試運転時に装着するヘッドマークのレプリカなどが返礼品として届く。1万5千円を寄付すると渕東なぎさがプリントされたオリジナルTシャツ、2万円では渕東なぎさがデザインされたはっぴがそれぞれ届く。
2万5千円の返礼品は、新旧の「なぎさTRAIN」が並ぶ貸し切り撮影会参加権とキーホルダーなどのセット。12万円は限定デザインの「SEIKO社製鉄道時計」などで、30万円では「2代目なぎさTRAIN」の松本駅―新島々駅間の1往復貸し切り運行ができる。
広報担当者は「沿線住民や上高地線ファンに親しまれてきた『なぎさTRAIN』を残していくため、多くの方々に協力してほしい」と話す。詳細は専用サイト(https://ubgoe.com/projects/542)。
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