伊予鉄、67年ぶり郊外電車に新型車両導入 2025年から

神谷毅
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 伊予鉄道松山市)は2025年から新型車両を67年ぶりに導入する。郊外電車の全線を走る。約39億円を投資し、ブレーキなどの性能を向上させることによって消費電力を50%減らし、環境性能を向上させる。全て再生エネルギーで走らせるという。

 新型車両は「7000系」で軽量のステンレス製車体。オレンジ色にして「愛媛らしさ」を表現した。車いすの場所を確保して車内のバリアフリーも進める。25年2月にまず6両(2編成)を導入し、27年までに18両(6編成)を新型車両に更新する予定。

 10月から郊外電車などの運賃を値上げしており、収入の一部を環境配慮の新型車両の導入に充てることで、利用者の理解を得たい考えだ。

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