予土線FunFun祭り、今年も開催 宇和島鉄道100年記念事業も

福家司
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 愛媛、高知両県を走るJR予土線の沿線を中心にしたイベント「予土線FunFun祭り」が11、12日に開かれる。

 両日の午前10時~午後3時、JR宇和島駅に隣接する宇和島運転区(車両基地)が公開され、予土線を走るラッピング車両が展示される。入場証(中学生以上200円、小学生以上100円)が必要。

 12日には、予土線の前身、宇和島鉄道の宇和島―吉野(現・吉野生)間の開通から100周年を記念した事業が愛媛県松野町で開かれる。午後1時から町コミュニティーセンターである記念式典では、宇和島鉄道唱歌の合唱や四国鉄道文化館の加藤圭哉館長による記念講演、予土歴史文化研究会松野支部の布久光・顧問の基調講演などがある。松丸駅前にはマルシェが出店する。

 祭りは3回目で、今回はJR四国と同線の利用促進対策協議会が初共催する。沿線では台地まつり(11、12日、高知県四万十町窪川市街地)、西土佐産業祭(12日、同県四万十市立西土佐中学校)も開かれる。12日には西土佐産業祭へのアクセスに便利な臨時列車が宇和島―江川崎間に1往復運転される。

 JR四国総合企画本部の担当者は「予土線に乗って沿線のイベントをめぐってほしい」としている。(福家司)

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