尾形大作氏を支部長から解任 主導した自民党本部に地元大阪から批判

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岡純太郎
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 自民党本部が衆院大阪18区支部長の演歌歌手、尾形大作氏(60)を解任したことが、28日にあった党大阪府連の役員会で報告された。次期衆院選の公認候補となる支部長を党本部主導で公募、選考したにもかかわらず、就任からわずか2カ月半での解任に、足元から党本部への批判が噴出。衆院選に向けた態勢が固まらない事態になっている。

 28日の府連役員会。出席した地方議員らからは「苦情が周辺の支部や議員に来ている」「党本部の責任や経緯の説明はどうなっているのか」などと批判が相次いだ。

 尾形氏の支部長就任が発表されたのは8月2日。党本部は今月17日付で解任を決めた。選挙区での活動が少ないことなどを理由に、「地元の協力を得て活動を行えるとの見込みがない」としていた。

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