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　山口県山陽小野田市の市立山口東京理科大学で、キャンパスの開放日に合わせた児童生徒科学作品展がこのほどあった。市内19の小中学校で選抜された約170点が一堂に集まった。

　立体作品は、モーターの動力で上まで持ち上げられたビー玉がルーレットを回しながら転がり下りる工作（小3）や、折り紙を組み合わせて多面体に仕上げたもの（小5）など、工夫を凝らした力作が目を引いた。

　二十日大根を調べた「本当に20日で育つのか？」（小5）は、写真やスケッチで栽培記録を作りつつ確かめた。また、「水は日光で何度まで温度上昇するか？」（中2）など身近で素朴な疑問を実験で検証したリポートも多かった。（青瀬健）