いきなり「もしもし○○でした」 山形方言の謎、大学生が卒論で迫る

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坂田達郎

 「もしもし、○○でした」

 「こんにちは、○○でした」

 山形県では、電話をかけたり、誰かの家を訪ねたりした人がしばしば、「でした」と過去形で名乗る。

 なぜ、「です」ではないのか。

 県外出身者は当初戸惑い、テレビのバラエティー番組でも不思議な方言として取り上げられた。

 山形県東根市出身の山形大学人文社会科学部4年、笹原夏鈴さん(22)は、この表現について考察した。

 大学の授業で方言に興味をもち、名乗る場で使われる「でした」が特に気になったからだ。

 家族や自宅に来た人が、「で…

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この記事を書いた人
坂田達郎
盛岡総局
専門・関心分野
地域の産業・文化、防災
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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2023年9月27日19時5分 投稿
    【視点】

    「○○でしたー」。私も20数年前の駆け出し記者の頃、山形勤務で遭遇しました。そして10数年前には沖縄勤務で店員さんなどの「よろしかったでしょうか?」に遭遇。なぜ過去形? 山形は山に、沖縄は海に囲まれ、人間関係に微妙な間合いが必要だからという

    …続きを読む