イーロン・マスク氏、Xの全面有料化を検討 有害投稿対策で
ワシントン=五十嵐大介
起業家イーロン・マスク氏は19日までに、「我々は毎月の少額の課金に移行している」として、「X(旧ツイッター)」の全面的な有料化を検討していることを明らかにした。自動的に投稿を拡散する「ボット」による不正を防ぐ狙いがあるとしている。
マスク氏が、訪米中のイスラエルのネタニヤフ首相との対談で明らかにした。金額や時期などの詳細には触れなかった。
マスク氏は、Xの利用者が毎月5億人以上いるとしたうえで、「1日に1億~2億の投稿がある」と指摘。ヘイトスピーチなどの有害投稿について「事前にすべてを取り締まることはできない」として、有料化の必要性を訴えた。
マスク氏は昨年に旧ツイッターを買収した後、一部利用者への有料サービスを開始。ボットなどによる不正行為を防ぐため、マスク氏はこれまでも有料化が有効との考えを示していた…
- 【視点】
マスク氏は9月に「X(旧ツイッター)」の有料化を示唆していましたが、とうとう始まりましたね。まずは、ニュージーランドとフィリピンでの2カ国で、新規ユーザーが投稿するには年額1ドルを支払う必要があるサブスクを10月17日に開始しました。今回は
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