【そもそも解説】国連総会の一般討論、何をするの?順番・持ち時間は

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ニューヨーク=遠田寛生

 全ての国連加盟国で構成する国連総会が始まり、19日からの一般(いっぱん)討論では、日本の岸田文雄首相や米国のバイデン大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領らが演説する。どのような意義をもつ舞台(ぶたい)なのか。

 Q 国連総会とは何か。

 A 国連に加盟する193カ国が参加し、平和の維持や経済成長、人権問題などをめぐる世界の課題について話し合う。毎年9月から新しい会期に入り、第78回となる今回の総会が5日から始まった。

 Q 各国の指導者が直接議論を交わす機会はあるのか。

 A 9月の会期冒頭(ぼうとう)に、首脳らが参加する「一般討論」が開かれる。国連の15日時点の見通しでは、今年は約140カ国から、国家や政府の首脳がニューヨークの国連本部で演説する。この時期に様々な会合があり、「ハイレベルウィーク」とも呼ばれる。

 Q 一般討論にはどのような意義があるのか。

 A 今年の一般討論のテーマ…

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この記事を書いた人
遠田寛生
スポーツ部
専門・関心分野
大リーグなどスポーツ全般、アンチドーピング