映画界の性被害、当事者ら「被害調査・検証の第三者機関設置を」

有料記事

細見卓司

 昨春に映画監督から性的関係を強要されたとして被害を告発した俳優や、支援する映画関係者らで構成する「映像業界における性加害・性暴力をなくす会」のメンバー2人が13日、共産党が東京都内で開いた会合に出席し、過去の性被害について調査・検証する第三者機関の設置や性被害者の医療への補助などを求めた。

 出席したのは、昨春に実名で性被害の告発に踏み切った俳優で文筆家の睡蓮(すいれん)みどりさんと、カメラマンの早坂伸さん。ジャニーズ事務所の創業者、故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、共産党が5月に発足させた「芸能分野での性虐待問題等についてのPT(プロジェクトチーム)」(責任者:吉良佳子参院議員)に依頼され、この日の会合に出席した。

 睡蓮さんは「性加害の問題として報道されるようになり、社会がちょっとずつ変わっている実感はあるが、被害当事者が置き去りにされているような状況が続いている」と強調。「性被害者を支援する立場の人たちの数が圧倒的に足りていない。いつも同じような人ばかりが声をあげる状況が続いていて、かなり疲弊している現状がある」と訴えた。

 そのうえで、国に求める施策として、過去の被害事例を調査・検証する第三者機関の設置▽性被害者の医療への連携・補助▽性犯罪の公訴時効の撤廃――などを挙げた。

 睡蓮さんは、「性暴力・ハラ…

この記事は有料記事です。残り770文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら